有機的とは

昨日から散歩を始めた。


部屋の中にずっといると鬱屈とした気分になるのに、外へ散歩に出かけるとちょっとハイになるのはなぜか考えてみた。
歩くと血行がよくなって・・・というのもあるだろうけど、「有機的」なものを見たり感じたりすることが脳にいいのかな、とふと歩いているときに思った。

じゃあこの「有機的」ってなんなんだ?

思うに、変化に富んでいるということに尽きるのではないか。しかも、ただ変化に富んでいるだけでなく、その分散の中心に何か変わらないものがあることも、脳にいい要因ではないか。
変化に富んでいるからといって、人間が次の一瞬を予測できなくては疲れるだけ。だから、どこか軸になる要素があって、それのまわりに分散している。
その「変化」を人間は楽しむんだろう。
足の裏に感じる地面の変化、自分の呼吸リズムの変化、花壇の花や葉っぱの形が一つとして同じでないこと・・・

ではみんながハマっているもの、例えばFPSにはどんな有機性があるだろうか。
まずは、状況の変化は有機的だ。まったく同じMAP、まったく同じメンバーでも、同じ状況は二度も起こらない。
この有機性を生み出してるのは、やはり有機的な人間が操作することもあるが、ある法則性を持ちながらも有機的に変化するリコイルも無視できない。

・・・とまあ考え始めたら一冊の本ができるが、もうすぐ夕飯だ。
この「有機性」をメインにした小さなマルチプレイヤーゲームを作れたらいいな、とまたやりたいことが増えた長男餅でした。ちゃんちゃん。